政府から補助金と休業補償が出るということで、関係する農家は喜んで賛成した。
事業が事実上決まってからの説明会には前政権の議員も出席していた。

また、地元農家はそれより標高が高い地域に住んでいるので、我々の水害のことより、お金欲しさから水面下で計画は進んでいたようだ。
そこで出席者が小さい声で
「今、かさ上げしておけば、将来宅地になったとき高く売れる」
というのが聞こえた。
周りをかさ上げされる地域の住民代表も意見を述べる機会が与えられたが、
過去の不倫調査 宇都宮水害を例に挙げ
「水害の対策はどうなっているのか」
の質問に
「100年に一度の大雨にも対応できる新しいポンプ場を作るから間違いない」
の答えがかえってきた。
それ以外は農家の
「補償額は? 休業補償は?」
などの金銭に関する質問ばかりだった。
既成事実を作るための説明会なので、事業の撤回はあり得なく、間もなく工事は始まった。

これまで、宅地より低かった水田はかさ上げされ、もっとも低い場所でも県道と同じ、高い場所は宅地より約2mも高くなった。